太い裏声を練習するだけではミックスボイスは出せない。

裏声を地声のような声質にするにはどうしたらいいか?

多くの場合、ミックスボイスを出すための裏声の発声は、ただのファルセットになっていることが多いです。

そのため、理想の声質とは程遠くなっています。

ただのファルセット→ミックスボイスにするための、自分なりの練習方法と解説です。

・その裏声はどんな喉の感覚?

裏声の練習を、ひたすらやるだけでミックスボイスが出せるようになるのか?

その答えは「NO」です。

ミックスボイスの練習のための裏声を、どのような喉の感覚で発声してるかが重要です。

大抵の場合、裏声を発声している時の喉仏の位置は下がってる場合が多いです。

喉仏が下がっている状態の裏声発声は、ただ単に太い声質の裏声が出るだけです。理想としているミックスボイスの声質とは程遠いものとなります。

では、どうすれば裏声を理想のミックスボイスの声質に近づけることが出来るのか?

自分なりの練習方法をお伝えしましょう。

・練習方法

  1. 裏声のハミングをする。
  2. 喉仏を上げる。
  3. 鼻にかかった裏声ハミングになる。
  4. 鼻にかかった裏声ハミングのまま口を開けて発声する。
  5. 喉仏の上げ下げで鼻のかかり具合を調整して、声質を変える。

言葉で書くとこのような感覚です。

軽く解説します。

・練習方法の解説

・1.裏声のハミングをする。

ハミングをする事で、鼻腔共鳴を得ます。ミックスボイスは裏声を地声のようにします。普段の話し声のままハミングをしても意味がありません。必ず裏声でハミングをして下さい。

・2.喉仏を上げる。

喉仏を上げる事で、より強い鼻腔共鳴を得ます。喉仏の上げ具合は個人差がありますが、喉が痛くなったり、疲れたりするほど上げることはありません。

あくまでも程々に上げる程度です。

・3.鼻にかかった裏声ハミングになる。

結構変な声質になります。良く言えばB’zみたいな声。そして鼻の奥の方にジリジリと蚊の羽音の様なノイズが声に混ざる感じになります。

ちなみにこの声がミックスボイスの原点となる声です。多くの歌手が遠くに蚊の羽音のようなノイズが声に混じっています。

・4.鼻にかかった裏声ハミングのまま口を開けて発声する。

女性アパレル店員が「いらっしゃいませ~」という時のような、カワイコぶりっこした鼻にかかった声です。

鼻にかかった変な裏声のまま発声すると、今までより楽に発声できるのではないでしょうか。ただし、低音非常に出しにくいです。高音域のほうが比較的楽でしょう。

・5.喉仏の上げ下げで鼻のかかり具合を調整して、声質を変える。

いろんな歌手の声を聴いていただきたいですが、洋楽の歌手の声質は結構、鼻にかかっていてノイジーな声です。

日本人だと、美空ひばりさん、桑田佳祐さん、平井堅さん、TAKUYA∞さん(UVERworld)、TERUさん(GLAY)、etc・・・ などがノイジーな声をしていますね。

日本人でクリアな感じだと、hydeさん(L’Arc~en~Ciel)が思い浮かびます。あと、小野正利さんも。鼻にかかっていますがクリアな声です。

ノイジー系な声だったり、クリア系な声にするには喉仏の上げ下げ具合で調整できます。

・ミックスボイスは声帯閉鎖ではなく、鼻腔共鳴が大切

上記でも記載した、喉仏が下がっている状態の裏声発声とは、喉を開いている発声とも言い換えることが出来ます。アクビ喉の発声とも言われたりします。

ただ、このままではミックスボイスではなく、あくまでもファルセットです。

裏声を地声のような声質に加工するには、裏声を鼻にかけて地声のような響きを得る必要があります。つまり、鼻腔共鳴をさせる必要があるということです。

ミックスボイスは、声帯閉鎖を意識して発声してしまうと、張り上げ発声になってしまいます。気をつけて下さい。

・【補足】

ハードロックや、メタルでのハイトーンシャウトを出していて喉がすぐ疲れたり、喉が痛くなってしまう場合は張り上げ発声の可能性が高いです。

今一度ご自身の発声が、張り上げていないかどうか再確認していただくことをオススメします。

https://crazy-shout.com/2015/12/7307/

スポンサーリンク