ミックスボイスの感覚を養うには “発声練習” をするのが一番なんですが・・・。
それと同じくらいに “耳で聴いた時のミックスボイスの感覚” も大事なんですね!!
発声と、聴覚は密接に関係していますよね?
例えば、大音量で音楽を聞きながら喋ると・・・?
自分の声が凄く大きくなっています(笑)
そんな感じで、ミックスボイスの感覚は “喉の使い方” だけではなく “耳で聴いた感覚” も重要になってきます!!
・・・
・・・
・・・
ここで、1つ質問です。
アナタにとって “最高のミックスボイスの歌手” は?
耳で聞く “ミックスボイスの感覚” とは?
なぁ? “耳で聞くミックスボイスの感覚” って何だ?
うーん((+_+))
オレにもよく分からん・・・。僕氏 の言うことだから、あまりアテにするな、ナガセ。
黄色いの!後で裏来いよ!(^o^#)
じゃあ、早速 “耳で聞くミックスボイスの感覚” ってのをやってみよう!!
じゃあ、2人の歌手の声を聴いて、どっちがミックスボイスかを当ててみてね!!
“AAA 西島隆弘さん” と “外人ロック歌手” どっちがミックスボイス?
AAA ニッシーさんと、外人ロック歌手の声を聞き比べてみて下さい!!
どちらが、“本当のミックスボイス” でしょうか?(^o^)/
① AAA ニッシーさん の歌声
透き通ったガラスのような声で上手いね!!さすがavexの花形歌手♪
ってか、上手いとか言うのが失礼なくらいだな。
では▼次に、ある外人ロック歌手の声を!!
② とある洋楽ロック歌手の歌声
・・・ん? なんか・・・ニッシーと違う・・・(汗)
ミックスボイスと言うには、ちょっと “鼻声過ぎる” 気がする。
ていうか、そもそも発声自体がおかしいんじゃね?
それに、外人だし・・・^^;
ってか、自分、洋楽聴かないし・・・。
つまり、ナガセは “ニッシーの声のほうが好み” って感じか?
まぁ、そうだね。ニッシーの声のほうが好みかな(^o^)
じゃあ、どっちが “ミックスボイス” だと思う?
そりゃ~、ニッシーに決まってんじゃん(^o^)b
・・・では、答え を!!
日本人ボイトレ戦士達が “ミックスボイスの声質” に固定観念を持っている。
ちなみに、ナガセ君 は普段はJ-POPをメインで聴いています。
一方で、僕氏 は洋楽ロックばっかり聴いています。
ここは公平に、オレから話そう。
つまりは、2人の耳の感覚に相違があるという訳だ。
AAAのニッシーさんは、今や多くの若者から支持され “憧れの存在” になっています。
極端なことを言えば、若い人たちの中でニッシーさんの声は “ミックスボイスの標準” になっていると言っても過言ではありません。
一方、外人歌手の方は?
聞き慣れない声質で、不快に感じた人もいるかもしれませんね(^▽^;)(汗)
では、本題の “どっちがミックスボイスなのか?” の答えですが・・・。
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
両方、ミックスボイスです。
まさか!?普段聴いている声が “自分の「ミックスボイス標準」” になっている!?
では、ここで改めてアナタに質問です。
アナタにとって “最高のミックスボイス” の歌手は?
もし、この質問に対して「J-POP」の歌手に偏っているのであれば、アナタの “ミックスボイスの感覚” は固定観念があると言えます。
▼の声を聴いてみてください。(僕の発声)
この声がミックスボイスの種になるなんて、一体誰が思うでしょうか?
ちなみに、この「変な声」が▼に変わります。(僕の歌唱音源)
所々、ジリジリとしたノイズの様な音が入っていたと思います。特に「い行」で。
これはマイク割れでもなく、録音時のノイズでもないです。
僕が意図的に鼻で作り出したノイズです。
これは、僕なりの “ロック発声” ですm(_ _)m
「この声はミックスボイスではない。」と言う方もいるのは承知しています!
では、ここでミックスボイスの定義を「あからさまな裏声に聞こえなければ良い!!」とするなら・・・?
僕の声も、紹介した外人も、ミックスボイス(歌声)ということになります。
洋楽歌手の鼻にかかった発声は “ミックスボイス習得” の鍵になる!?
僕が洋楽ロックが好きだからゴリ押ししてるんじゃないか?
そう思う方もいるかもしれませんが・・・そうではないので、ご安心下さい(^▽^;)(汗)
ホントに、洋楽歌手の発声は “ミックスボイス” のヒントが散りばめられているんです!!
▼この曲を聴いてみて下さい!ミックスボイスのヒントの宝庫ですよ!!
あぁ・・・!!
ヒントが・・・!!
ヒントが散りばめられすぎている!!!!
この曲を聴いて、ミックスボイスのヒントを感じない人は・・・。
僕氏・・・、オレが言うよ。
この曲を聴いて発声のヒントを感じられない場合、君の耳はまだ “ミックスボイス” を聞き採れる耳ではないって事だ。
余談:実は “フースラーメソード” でも・・・
フースラーメソードの第一人者である “武田梵声 先生” も「支えのある強くなった裏声」の練習を教則DVD内で紹介しているくらいです。
↑の、マイコージャクソンの “We Are the World” で歌っている歌手の多くは「支えのある強くなった裏声」の様な声で歌っている人が、実に、実に多いです!!
耳で聞くミックスボイスの感覚を養うには「洋楽ロック」がベターでは?
ミックスボイスの感覚を養うには、まず洋楽ROCK歌手の発声は非常に参考になると思います。
理由は「J-POP歌手よりも極端な声色の歌手が多いから」です。
まさに↓の歌手の声なんて、武田梵声 先生 の「支えのある強くなった裏声」で歌っているではありませんか(笑)
まず、ミックスボイスの発声、感覚を掴むには↑の歌手くらい極端に鼻にかかった声が出せた方が有利ですね(^o^)/
つまり、これぐらい鼻にかけられれば↓のような柔らかい声も自在にコントロールすることがしやすくなります(^o^)b
とは言え、平井堅さんもけっこう鼻にかかった声してるよな(笑)
確かに、鼻にかかってるな。
“鼻に響いてる” っていうんだよ!!
色んな “ミックスボイスの声質” に聞き慣れよう!!
ミックスボイスと一言に言っても、色々な声質があるのが▼の曲で、ご理解頂けたと思います(^o^)b
1つの声質だけに「こだわり」を持つこと・・・、それもまた “最適解” ではあります。
また、色んな声質に着目(着聴)することも “最適解” だと思います。
「何が正解で、何が間違いか?」
ボイトレと言うのは、そんな狭い次元で語り尽くせるものではないと僕は思っています。
それ故に、多くのボイトレ戦士達には “幅広く聞き採れる耳” の感覚を、ぜひ養っていただきたいです(^o^)/
なるほどね~、じゃあ自分も洋楽聴いてみるかな♪
僕氏~、オススメ教えて!!(^o^)b
じゃあ、▼この辺とか最近のロックって感じでカッコイイと思うよ♪