このページでは『最低限』覚えておけばいいと思われる、喉の発声器官の名称などを取り上げていきます。
ぶっちゃけボイトレに『発声機関の名称』なんてどうでも良いとは思いますが・・・( ̄▽ ̄;)
まぁ、覚えておくことで更に発声における理解が深まるんじゃないかと思います!!
専門用語とか、マジ面倒なんですけど~(>▽<;)
まぁ、覚えておいて損はないからガンバッテね~(笑)
ていうか、ボクは全然覚えてないけどね(^o^)/
目次
発声器官と、その名称。
※あくまで、書籍などから情報を得てボクなりにまとめた内容を記載しています。
まずは▼の画像でザックリと発声器官と名称を頭に入れてみましょう!!
声帯
声帯とは『声の元』を作り出す部分です。
呼吸時はV字に開き、発声時は閉じます。
▼イメージはこんな感じ。
※呼吸をする時
※発声の時
声帯から出る音は厳密に言うと『声』ではなく「喉頭原音」と言われる小さな音だそうです。
吐く息の圧力で、声帯は振動し声の元になる「喉頭原音」を作り出します。
また、発声時は『声帯は完璧に閉じる』訳では無く発声するために最低限閉じるといった方が良いかもしれませんね。
喉頭原音(こうとうげんおん)
声の元になる音を指します。
喉頭原音は、声帯の伸び加減、どの程度の力で声帯閉鎖されているかで音は変わると思いますが、発音される原理としては「ブーブークッション」の原理と似ているのではないかと思います。
声帯の振動により生じる呼気流の断続音。「ブォー」という小さなブザーのような音で、直接聞くことはできない。音の高低や強弱はつくれるが、音色の変化はつくれない。
イメージとしては、唇を強めに閉じ、そのまま口から息を出そうとすると「ブー」って鳴りますよね。そんな感じではないかと思います。
参考 喉頭原音 | History of Vocal Pedagogy
鼻腔(びくう)
鼻孔(鼻の穴)の奥の空間の事を言います。
鼻腔共鳴させる時は、ここに声を響かせるようにすると高域倍音を得やすくなります。
ただし、あまり鼻腔共鳴を意識しすぎると「鼻にかかった声」になってしまいます。
口腔(こうくう)
口の中の全体をいいます。
中域倍音が多く含まれた声にするには、感覚的には『口の中を広げて歌う感じ』にすると良いのではないかと思います。
咽頭(いんとう)
息や、食べ物の通路となる管状の器官です。
鼻腔、口腔とつながっていて、咽頭、食道にかけての部分を指します。
声を響かせるときにも咽頭は重要な部分です。
上咽頭(鼻)、中咽頭(口)、下咽頭(喉)の3つに分けられています。
咽頭腔(いんとうくう)
鼻腔の奥から、喉にかけての空間。
上咽頭腔、中咽頭腔に声を響かせる感覚で発声すると『高域、中域倍音』が得られ、下咽頭腔に声を響かせると『低域倍音』が得られます。(ボクの感覚では。)
よって、倍音豊かな声になるかもねって話です。
喉頭(こうとう)
咽頭に含まれる喉の一部です。
喉仏がある部分といえば解りやすいかもしれません。
声帯も、喉頭に含まれています。