「正しい発声」なのか? それとも「個性的な発声」なのか?/ 生徒を導くボイストレーナーのあり方

「歌い方を矯正する = 個性を奪うこと」。あるボイストレーナーから聞いたことです。

歌い方の矯正をすることは「正しい発声に改善すること」だといえます。それは「いい声」や「キレイな声」を発声することにつながります。「正しい発声法 = みんな同じ発声」ということであれば個性を奪うことになるでしょう。

しかし個性とは「その人自身がもともと持ち合わせているもの」ではないでしょうか?

■「個性」の定義

それぞれ個性に対する定義があると思います。例えば、

  • 「個性を主張したくて派手な服装をすることを個性とする人」
  • 「最近流行りのヘアスタイルにすることを個性とする人」

社会通念上、「社会的~個人的な、大小様々なサークル内での流行り廃り」を個性と捉える事が多いようです。ただ、流行りは移り変わります。頻繁に移り変わるものを個性と捉えるべきなのか。

声にも流行りがありますが、それもまた「頻繁に移り変わるもの」と同じなのでしょうか

■ボイストレーナーの理想像

ボイストレーナーは「正しく個性的に歌えるように導く」ことが理想です。ただ、ボイストレーナーにもそれぞれ考え方があります。

  • 「正しい発声にこだわるボイストレーナー」
  • 「個性を見出そうとするボイストレーナー」
  • 「収益を追い求めるボイストレーナー」

何を正解とするか。それは、教わっている生徒さんの「その時の状況」で変わってきそうです。

文章:P丸
画像:Photo by Sharon McCutcheon from Pexels

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