【2パターン】エッジボイスの出し方

エッジボイスには、大きく分けて2通りのやり方があると考えています。

  • 【喉エッジ】声帯を閉鎖して、喉でエッジを利かせる方法
  • 【鼻エッジ】鼻の響き(鼻腔共鳴)でエッジを利かせる方法

もちろん”声”は喉で発声するものなので、2つとも「声帯を閉鎖する」ことに変わりはありません。体感的な話です。

喉で出すエッジボイス

口を開いたまま裏声を出します。そのまま息を止めることで声帯が閉鎖されます。そのまま閉鎖を弱めていき、声帯の隙間から声を出すことで「プツプツ」いう音が出せるはずです。

しかし、このやりかたは発声方法しては不自然です。なぜなら、日常生活において、無理やり声帯を締めて声をだすことはないからです。

そして、このやり方だと「喉締め発声」「張り上げ発声」に繋がりやすいです。声質も「苦しそう」に聞こえます。

私としては、この練習方法はおすすめしません。

鼻で出すエッジボイス

裏声でハミングをします。そのまま喉仏を上げると、声が鼻の方に回り「鼻に響く」感覚を得られるはずです。鼻の裏側で「ジリジリ」としたノイズ感のある鼻声になります。また喉仏の上げ具合を強くすることで、鼻声感が増しますが「地声感」も得ることが出来ます。

喉エッジの時とは違い、声帯閉鎖を意識することはありません。ただ、そのままでは「鼻声」なので、喉を広げて「太さのある声」を追加してみましょう。「程よく鼻に響いた安定感のある声質」が得られるようになるはずです。

喉エッジよりも「喉の負担」が少ないので、私はこの方法を推奨します。

おわりに

それぞれ「エッジボイス」ではあります。ですが「声帯閉鎖(喉)」を基準とするのか、「鼻腔共鳴(鼻)」を意識するのかでミックスボイスとしての「質」も変わってきます。どちらの発声をするにせよ、声帯閉鎖は無意識レベルで行うのが理想です。

ちなみに鼻エッジによるミックスボイスは、感覚を掴むまでが大変です。とはいえ喉エッジよりも負担のない楽な発声を習得できるようになるはずです。

なおエッジボイスは、弱々しい裏声を地声のように強く聴こえさせるための一つの練習手段です。あくまでもミックスボイスの導入練習なので、それそのものがミックスボイスとして成立することはありません。

ミックスボイスの練習方法は、以下をご参照ください。

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