【STEP 4】鼻にかけた裏声をミックスボイスにする

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ここでは、「鼻にかけた裏声をミックスボイスにする方法」を書いていきます。鼻にかけた裏声(以下、鼻裏声という)は「高域倍音」だけが強調されています。声質としては「安定感のないキンキンした声」です。人によっては耳障りだと感じるかもしれません。

歌に使えるミックスボイスを発声するには「低域倍音」と「高域倍音」のバランスが大切です。そのためには「あくび裏声」が不可欠です。

■「鼻裏声」と「ミックスボイス」の倍音比率

「鼻裏声」と「ミックスボイス」の倍音比率は以下のような感じです。

鼻裏声の倍音比率

  • 低域倍音:1
  • 高域倍音:9

ミックスボイスの倍音比率

  • 低域倍音:4
  • 高域倍音:6

あくまで個人の見解です。

■「鼻裏声」と「あくび裏声」を融合させる方法

鼻裏声と、あくびをした時に出る太い裏声(以下、あくび裏声という)を融合させることで、安定感のある声質になります。

・やり方1:鼻裏声を出したまま喉を広げる

やり方は、まず鼻裏声を出します。その状態をキープしたまま、喉を広げてあくび裏声を追加します。声質に太さが加わり安定感が出ると思います。

・やり方2:鼻裏声を出したまま喉仏を下げる

別のやり方ですが、まず鼻裏声を出します。鼻の響きをキープしたまま、喉仏を少しだけ下げます。鼻裏声の響きはそのままで、太さが追加され落ち着いた声質に変化すると思います。

・やり方3:あくび裏声を出したまま喉仏を上げる

先にあくび裏声を発声して喉を開いた状態にします。そのまま喉の開きをキープして、喉仏を上げてみてください。丸みのあるあくび裏声に、鼻裏声の鋭さが追加されて地声のような強さが出せるはずです。

ただし【やり方1・2】で上手くできない場合もあるでしょう。そんなときは、【やり方3】のように逆のアプローチで感覚が掴めるようになるケースもあります。

歌い手の個性は「歌声」だといっても過言ではありません。ですが「歌声(声質)の作り方」は意外と見過ごされています。「リスナーが聞きやすい声質」で、かつ「高い声で歌う」こともできるなら、聞き手も歌い手も Win-Win ですね!

とはいえ私は過去に自分勝手な声質でYouTubeに音源をアップしたら、リスナーから怒られたことがあります。やりすぎには注意しましょう。

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