全音域を『裏声』で発声すると「換声点」はなくなる

「ミックスボイスを習得したいけど、換声点が起きて上手くいかない。」このように悩んでいる方は多いと思います。

では、換声点をなくすためにはどうしたらいいのか? 

僕は、全音域を『裏声』で発声することで、「換声点」が起きなくなると考えています。

以下で、換声点が「起きるパターン」「起きないパターン」を説明していきます。

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換声点が「起きるパターン」「起きないパターン」

換声点はミックスボイス習得の妨げ

換声点は、ミックスボイス習得の妨げになります。低音は地声で、高音は裏声で発声するやり方(2声区論)は、換声点が起きやすいです。

以下の図をご覧ください。青は地声音域、オレンジは裏声音域。色の境目は換声点です。

ミックスボイス2声区

地声と裏声は声質が違います。つまり発声の仕方も異なると考えられます。それぞれ性質の異なるものを混ぜ合わせたり、馴染ませることは非常に難しいです。例えるなら、水と油を混ぜ合わせようとすることに似ています。

実際、ネット上の掲示板では「換声点が克服できない」といった旨の書き込みを多数見かけます。また、換声点が原因で高い声が出せずに苦労している知人を何人も知っています。当サイトのメールや、Twitterでも、換声点克服に関する質問を何度も受けたこともあります。

全音域『裏声』だと換声点は起きない

一方で、全音域を裏声で発声するやり方(1声区論)は、換声点が起きません。

以下の図をご覧ください。色の境目(換声点)がありません。

ミックスボイス1声区

全音域が裏声で統一されているため、低音と高音で声質が切り換わることもありません。つまり、換声点を克服する練習、が不要になります。

ですが、裏声は「薄く、弱い」ため、ポップス歌唱に適している声とは言えません。裏声をポップス歌唱に適した声にするコツがありますので、以下の記事をご参照ください。

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まとめ

全音域を裏声で発声することで、換声点が起きなくなります。

一般的に、ミックスボイス習得の鬼門は「換声点の克服」と言われています。低音は地声で、高音は裏声で発声する場合は、換声点を克服する練習が必要になります。

一方で、全音域を裏声で発声する場合は、換声点が起きないため、克服する必要がありません。つまり、ミックスボイスを習得する期間が早まるとも言えます。

事実、僕は全音域を裏声で発声するやり方で練習したところ1年半~2年ぐらいでミックスボイスを習得することができました。

ただ、このやり方は僕以外の人で検証したことはありません。したがって、実績のある練習方法ではないことをお伝えしておきます。

以上、ご参考いただければ幸いです。

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