リップロールの真の目的は「裏声を出しやすくする」こと

リップロールをやることで、ミックスボイスを習得しやすくなるということを聞いたことがあります。

ですが、「リップロール=ミックスボイス習得」というのは、少しばかり話が飛躍している気がします。

では、リップロールをやる “真の目的” は一体なんでしょうか? 僕は、「裏声を出しやすくするため」だと考えます。

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リップロールの『真の目的』

喉をリラックスさせる

リップロールは、喉をリラックスさせるために行うことが多いです。ミックスボイスを発声する時に “力み” は大敵です。

例えば、どんなスポーツ競技をするにせよ、身体がリラックスしている方が良いパフォーマンスを発揮しやすいです。ボイストレーニングでも同じことが言えます。

以前、あるTV番組で徳永英明さんが「歌っている時に力は入れていない。」といった内容の発言をされていました。

では “力みのないリラックスした発声” がミックスボイスと、どう関係があるのでしょうか?

裏声を出しやすくさせる

ミックスボイスを発声するには、裏声が重要です。そして、裏声は力みの少ない 「リラックスした発声」と言われています。つまり、リップロールの『真の目的』は裏声を発声させることです。

実際、僕は高い声を出すときに、裏声に近い感覚で発声しています。

ちなみに、裏声は換声点が起きない(起きにくい)といったメリットもあります。

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まとめ

リップロールは、喉をリラックスさせて、裏声を出しやすくする一つの手段(練習方法)です。リップロールをやることでミックスボイスが習得できるわけではありません。

いまやっている練習に「どんな目的があるのか?」を理解しておくことで、次にやるべき課題も見えてきます。なぜ、足し算・引き算を学びましたか?それは、掛け算・割り算を解くためですよね。

闇雲に突き進むことも、時に必要かもしれません。ですが、内容を理解しておくことで、より早くゴールに辿り着くことができるはずです。成果を出すためには「過程」があります。勉強をせずに難関大学に合格することは出来ません。

  • 【×】リップロール = ミックスボイス習得
  • 【◯】リップロール → 裏声 → ミックスボイス習得

ミックスボイスのベースとなる声は「裏声」です。裏声が出せるなら、ミックスボイスは1~2年で習得できるでしょう。なお、特に問題なく裏声が発声できるのであれば、リップロールをやる必要はありません。

以上、何かご参考になれば幸いです。

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